優待クロス取引初心者が、松井証券でクロス取引を行いました(12月権利 実践)

優待で買物/お出かけ

前回、松井証券の優待クロス取引について説明しました。
下記を参照ください。

今回は、実際に取引した12月末権利のヤマハ発動機の取引について説明します。
優待内容を1,000円とすると399円お得になりました。

ヤマハ発動機(7272):優待内容

権利確定日:12月末、6月末
12月末:ポイント数に応じて優待品の中からお好きなものを選択

所有株式数継続保有期間3年未満継続保有期間3年以上
100株 ←今回取得1,000ポイント2,000ポイント
300株2,000ポイント3,000ポイント
1,000株3,000ポイント4,000ポイント
3,000株4,000ポイント5,000ポイント

6月末:3,000株以上で翌年の自社カレンダー(レーシング・マリン・大漁カレンダーのいずれか選択可能)

優待クロスの利用時に発生する諸経費・必要な費用

下記の合計から601円となります。優待内容を1,000円とすると399円お得です。

①1日の約定代金合計が50万円以下か?
→合計283,100円(50万円以下)のため売買手数料は0円

②貸株料はいくらになるか?
→無期信用の貸借料 2.0%、11日(12/26信用売 – 1/6買戻し)で計算すると、
信用売り総額 141,550円 x 0.02 x 11日 x 1.1 / 365日 = 93円

③配当金 x 20.315%
→予想 2,500円(100株合計) x 20.315% = 508円となります。

①優待クロス注文発注時

必要な費用:現物買 141,550円 + 信用売 担保300,000円(保有銘柄で賄える額)

担保は、法令上最低でも30万円分必要。かつ、松井証券では建玉の30%以上が必要(信用売が100万円以上の場合こちらが適用)。
→現金の他に株式、ETFなどの有価証券も担保になります。ただし、価値に変動がない現金は100%で評価されるのに対し、有価証券は価値が変動するため、時価に一定の率をかけて評価される。

②清算時(清算予約注文を利用)

必要な費用:特になし。貸株料分93円が減ってます

③権利取得後(権利付最終日の2~3か月後)

必要な費用:特になし。予想配当金 2,500円(100株合計) x 20.315% = 508円が減ります

優待によるお得額は高くありませんが、ノーリスクで得られるのがうれしいです♪
今後もコツコツと実績を積み上げていきたいと思います。